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FXで使える基本的なテクニカル指標3選

テクニカル指標とは?

過去の価格データから、今後の値動きを予測するためのツール

チャート上に表示される線やグラフで、売買のタイミングを判断します。


1. 移動平均線(Moving Average)

最も基本的で重要な指標

移動平均線とは?

一定期間の価格の平均値を線でつないだもの

種類

  • 短期: 5日、20日
  • 中期: 50日、75日
  • 長期: 100日、200日

見方と使い方

ゴールデンクロス(買いシグナル)

短期線が長期線を下から上に抜ける

→ 上昇トレンドの始まりの可能性

デッドクロス(売りシグナル)

短期線が長期線を上から下に抜ける

→ 下降トレンドの始まりの可能性

実践的な使い方

トレンドの確認

  • 価格が移動平均線の → 上昇トレンド
  • 価格が移動平均線の → 下降トレンド

サポート・レジスタンス

  • 移動平均線がサポートラインとして機能
  • 移動平均線付近で反発しやすい

初心者におすすめの設定

  • 5分足: MA20(短期) + MA50(長期)
  • 1時間足: MA20 + MA100
  • 日足: MA20 + MA200

注意点

  • ⚠️ レンジ相場では機能しにくい
  • ⚠️ ダマシ(偽のシグナル)もある
  • ⚠️ 他の指標と組み合わせる

2. RSI(Relative Strength Index)

買われすぎ・売られすぎを判断する指標

RSIとは?

0〜100の数値で、相場の過熱感を示す

  • 70以上: 買われすぎ(売りシグナル)
  • 30以下: 売られすぎ(買いシグナル)

見方と使い方

基本的な使い方

RSIが70を超えた

  • → 買われすぎ
  • → そろそろ下落するかも
  • → 売りを検討

RSIが30を下回った

  • → 売られすぎ
  • → そろそろ反発するかも
  • → 買いを検討

ダイバージェンス(重要!)

価格とRSIの動きが逆行する現象

弱気ダイバージェンス
  • 価格: 高値更新
  • RSI: 高値を更新できない
  • → トレンド転換の可能性(下落)
強気ダイバージェンス
  • 価格: 安値更新
  • RSI: 安値を更新できない
  • → トレンド転換の可能性(上昇)

実践的な使い方

トレンド相場での注意

  • 強い上昇トレンド中はRSI 70以上が続く
  • 強い下降トレンド中はRSI 30以下が続く
  • → 単独での判断は危険

他の指標と組み合わせ

  • 移動平均線 + RSI
  • ボリンジャーバンド + RSI

初心者におすすめの設定

  • 期間: 14(デフォルト)
  • 買われすぎ: 70
  • 売られすぎ: 30

注意点

  • ⚠️ トレンド相場では機能しにくい
  • ⚠️ 70以上・30以下が長く続くこともある
  • ⚠️ 他の指標と併用する

3. ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)

価格の変動範囲を視覚化する指標

ボリンジャーバンドとは?

移動平均線を中心に、上下に標準偏差のバンドを表示

  • 中心線: 移動平均線
  • +2σ(上のバンド): 価格の上限目安
  • -2σ(下のバンド): 価格の下限目安

統計的な意味

  • 価格の約**95%**が±2σの範囲内に収まる
  • ±2σを超えるのは稀

見方と使い方

逆張り戦略

-2σに到達 → 買い

  • 売られすぎと判断
  • 反発を期待

+2σに到達 → 売り

  • 買われすぎと判断
  • 反落を期待

順張り戦略(バンドウォーク)

強いトレンド時は+2σ沿いに上昇

  • バンドの外側を歩くように動く
  • トレンドフォローのチャンス

スクイーズとエクスパンション

スクイーズ(バンド幅が狭い)

  • レンジ相場
  • ブレイクアウト前の静けさ

エクスパンション(バンド幅が広がる)

  • トレンド発生
  • 大きな値動き

実践的な使い方

レンジ相場

  • -2σで買い、+2σで売り
  • 中心線で決済も検討

トレンド相場

  • バンドウォークを確認
  • トレンド方向にエントリー

初心者におすすめの設定

  • 期間: 20(デフォルト)
  • 標準偏差: 2σ

注意点

  • ⚠️ トレンド相場では逆張りは危険
  • ⚠️ バンドウォーク中は逆張りしない
  • ⚠️ 相場の状況を見極める

3つの指標を組み合わせる

最強の組み合わせ例

移動平均線 + RSI

  1. 移動平均線でトレンドを確認
  2. RSIで買われすぎ・売られすぎを確認
  3. 両方のシグナルが一致したらエントリー

例: 買いエントリー

  • ✅ 価格が移動平均線の上(上昇トレンド)
  • ✅ RSIが30以下から反発
  • → 買いエントリー

ボリンジャーバンド + RSI

  1. ボリンジャーバンドで価格の位置を確認
  2. RSIで過熱感を確認
  3. 両方のシグナルが一致したらエントリー

例: 売りエントリー

  • ✅ 価格が+2σに到達
  • ✅ RSIが70以上
  • → 売りエントリー

初心者が陥りやすい罠

❌ 指標を信じすぎる

  • テクニカル指標は100%ではない
  • ダマシ(偽のシグナル)もある
  • 他の要素も考慮する

❌ 指標を増やしすぎる

  • 多ければ良いわけではない
  • 3〜4個程度に絞る
  • シンプルが一番

❌ 設定をいじりすぎる

  • デフォルト設定で十分
  • 頻繁に変更しない
  • 一貫性が大切

まとめ

テクニカル指標は、FX取引の強力な味方です。

重要なポイント

  • 移動平均線: トレンドの確認
  • RSI: 買われすぎ・売られすぎの判断
  • ボリンジャーバンド: 価格の変動範囲
  • ✅ 複数の指標を組み合わせる
  • ⚠️ 指標を信じすぎない
  • ⚠️ シンプルに使う

まずは1つの指標を徹底的に学び、慣れてから組み合わせましょう。


学習ステップ

ステップ1: 移動平均線をマスター

  • 1ヶ月間、移動平均線だけで分析
  • ゴールデンクロス・デッドクロスを確認
  • トレンドの見極めを練習

ステップ2: RSIを追加

  • 移動平均線 + RSI で分析
  • 買われすぎ・売られすぎを確認
  • ダイバージェンスを探す

ステップ3: ボリンジャーバンドを追加

  • 3つの指標を組み合わせ
  • 自分なりのルールを確立
  • 実践で検証

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免責事項

※この記事は個人の学習記録であり、投資助言ではありません。FX取引には元本割れのリスクがあります。テクニカル指標を使用する際は、リスクを十分に理解した上で、自己責任で取引してください。